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ヨーロッパ旅行記~③ローマ編~

皆さんこんにちは
ここまで雨に降られることなく旅行を進めてこれましたが、明日からの一週間雨予報に絶望中の長谷川です。大気の不確実性に期待です。
さて、二ヶ国目はイタリアローマにやってきました。トマッソと北島さんには遠すぎて会えませんでしたが、ローマの遺跡群に圧倒され大満足の旅となりました。
この写真は、ローマと言っておきながら実は、バチカン市国内のサンピエトロ大聖堂で撮った写真です。
背後に写っているのがオベリスクと呼ばれるモニュメントで、古代ローマ人がエジプト侵略をした際にエジプトから戦利品として持ち帰ったものです。そのためモニュメントには、ヒエログリフが刻まれておりイタリアにいながらエジプト文化が味わえるというお得な観光地になっております。
現存するオベリスクは世界に30本と言われており実にそのうちの13本がローマに存在します。エジプトには7本しか残っていないことを考えると、もはやローマの方がエジプト感あります。
当時のローマ人はエジプトのオベリスクを見て、「やっべかっこいい、持って帰ろ!」
となったわけですが、このオベリスク実に320トンの重さがあり、海を越えてどうやって運んだのか謎に包まれています。
ローマはとにかく観光名所が多いので調子に乗って記事も長めに書いちゃいます。
お次はナヴォーナ広場にそびえ立つオベリスクの根元の噴水です。この噴水は四大河の噴水と呼ばれており、川が擬人化された彫刻が四方に設置されています。川の擬人化とはローマ人も変なこと考えるなあという感じですが、水文研としては見逃せません。擬人化されたのはナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川の四河川。ん?ラプラタ川ってなんだ?って思った自分は勉強が足りませんね。精進します。
ちなみに僕のイチオシはラプラタ川の擬人化です。理由は、ポージングがジョジョっぽいところです。
ついにみなさん待ちに待ったクラウディウス水道橋です。クラウディウス水道橋はローマからはるか69km離れた源泉から、水圧をかけずに自然勾配のみで水を運んでいました。その勾配は300mに1mという非常に緩やかな勾配で、古代ローマ人すげ〜って思いました。
この水道の一部は現在も使われており、約2000年近く使われていることになります。なげ〜。
古代ローマ人はコンクリートを開発したことでも有名で、この水道橋がコンクリートで作られていたおかげで、現存できているとされています。
まさに、土木の叡智が詰まった遺跡です!!
最後に恒例となったおまけコーナーです。
いきなりですが、みなさん、ヨーロッパではサラダドレッシングというものがほとんど売られていないことを知っていましたか?僕は知りませんでした。そのため、スーパーでサラダ野菜を買ったはいいが味付けをどうしようという問題にぶち当たり、苦悶の結果、パスタ用のバジルペーストならいけるのではと思い、購入を決断。そしてできたのが、こちら「草の草あえ」になります。うん。味は美味しかったよそこそこ、、、